雇用契約の落とし穴【地域おこし協力隊】

落とし穴

ごきげんよう、私です。

 

以前の記事で「雇用契約が自立の壁となる可能性がある」とお話したのですが、今回はその理由をお話します。

 

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何が落とし穴?

地域おこし協力隊卒業後の進路は大きく分けて3つあると思います。

  • 就職
  • 就農
  • 起業

(「結婚」は今回省きます。)

この中の特に下2つ。
「就農」と「起業」において大事な要素となるのが『販路』です。

その『販路』で無視できないのがEコマース、つまりネット通販ですね。

 

皆さんはネット通販とかECサイトっていうとどこを思い浮かべますか?

Yahoo!ショッピング? Amazon?

私なら楽天市場を使いたいです。

理由は色々あります。

  • 流通額トップ
  • 楽天スーパーポイント
  • 地方ビジネス強化中
  • 複数サービス展開
  • Amazonよりリピーターを得やすい

などなど…。

楽天さんのサービスだけで通販、インバウンド、耕作放棄地、民泊と様々な地域課題が解決しやすくなります。

めっちゃ楽天さんのサービス使いたい!

 

しかし!

ここで残念なお知らせです。

楽天市場では副業での出店を認めていません

つまり、

給与所得(雇用契約)がある協力隊は個人では出店できません!

 

これは辛い…。

協力隊の給料って高くないんですよね。正直安い。

個人の努力次第で貯金できなくないんですが、環境によっては結構辛いです。

収入0からスタートするより、収入があるうちにスタートを切っておいて、ある程度軌道に乗った状態で卒業するのが理想です。

 

手段が無いわけじゃないんです。

既存企業に出店代行してもらって実働・内情は自分が経営という手段を取るとか、
最初に法人化してから出店するとか、
自社サイトで販売するとか、
そもそも楽天さんは諦めてYahoo!で出店するとか。

でも、それはそれでまた別の課題が出てきちゃうじゃないですか…。

 

私は楽天主催のセミナーとかにも参加させてもらってるので、出店担当や営業担当の方と直接お話もさせてもらうのですが、やはりこの出店条件についてはどうにもならないようです…。

 

なので、卒業後の生活に起業を考えている人は注意してください。

集客力や安全性など自社サイトでは難しい分野を大手サービスに頼りたい時ってあると思います。

しかしそんな時、利用したいサービスによっては、

自分を守ってくれていたはずの雇用契約が壁や落とし穴になる可能性があるということです。

以上、雇用契約の落とし穴でした!

 

アデュ~!