協力隊はUターンがオススメ?

U?I?J?

ごきげんよう、私です。

 

開始から10年が経ち、現在約5,000人が全国で活躍している『地域おこし協力隊』。

先日、6年後には隊員数8,000人を目指すと発表されました。

 

地域おこし協力隊に応募する際の大事な要素の1つに

どの地域に応募するか?

というものがあります。

Iターン? Uターン? Jターン?

どれが良いのか?

 

Uターンをオススメする現役隊員や卒業隊員もいますが、個人的見解としては

どれも一長一短です。

 

その理由をお話します。

 

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Iターン

メリット『脱出が楽』

協力隊にとって1番の不幸は自治体or地域住民、もしくはその両方がクソだった時なんですよね。

雑務や草刈りなんかを協力隊に押し付けてロクに外出や研修も許さないとか、地域との事前打ち合わせを疎かにしたせいで地域からの文句が何故か隊員に直接来るとか、過度な監視・排他社会とか。

あらかじめ下見をしてそういう自治体や地域を避けられれば理想なんですが、時間や距離やお金といった様々理由でそうもいかない場合もあります。もしそんな地域に当たっちゃった時は、

迷わず速攻で逃げましょう!

Iターンなら縁も所縁も無いので心を痛めることもありません。
東京や都市部でバイトでもしながら、
前の任地の滅亡を願いつつ、新しい着任地を探しましょう。

 

デメリット『0からの関係構築』

当たり前なんですが、本当に0からのスタートです。

着任初期の孤独感に参っちゃう人もいるかもしれません。

そういうのを気にしない人にとっては特にデメリットでもないですw

 

Uターン

メリット『知り合い・家族がいる』

寂しがり屋さんにはめちゃくちゃデカいメリットですね。

何かあっても家族がそばにいます。ってか、実家に住めば良いんですよねw

寂しがり屋さんじゃなくても、何か企画をしたいって時に知り合いや友人がいれば声をかけやすいですよね。

 

デメリット『家族が人質』

「実は自分の出身自治体はクソだった」という時に問題になります。

私の聞いた話だとT県S市がヤバいみたいです。

そこはUターンで着任した隊員がいたんですが、クソだと気付いて辞めたくなった時に家族のことを心配してかなり葛藤・憔悴しちゃってましたね。

自治体でも民間企業でもそうなんですが、内側に入ってみないと見えない真実ってありますからね。

 

Jターン

メリット『良いとこどり』

故郷の近くに帰ってくることをJターンと言いますが、同じ県内や近隣地域なら風土や習慣もそれほど大きく変わりませんし、もし自治体や地方がクソで脱出しても直接的な影響はありません。家族や知り合いも割とそばにいるので孤独にもならないですね。

 

デメリット『行動次第では反感を買う』

家族や知り合いはすぐそばにいるんですが、2,3日に1度実家に帰ったりとか、毎週末実家で寝泊まりとか、過度に地元に依存してると反感を買う可能性があります。

法に触れるわけではないですし、何か悪いことをしているわけでもないですが、地域住民や自治体からしたら良い気分ではないですよね。

「なんのための地域おこし協力隊制度?」「地域で暮らせよ」って感じです。

 

いかがでしたでしょうか?

着任地選びの際の参考にでもしてもらえれば幸いです。

 

それでは、またお会いしましょう。

アデュ~!