失敗して何が悪いの?

悩む男性

ごきげんよう、私です。

 

このブログを始めるようになって、今まで以上に地域おこし協力隊の皆さんの発信に注目するようになったんですね。

で、何故かずっとモヤモヤしてたんですけど、最近やっと気付いたんです。

 

失敗ってそんなに悪いことですか?

 

皆さんの発信を見てると

「失敗しないために○○しよう!」とか、

「○○すれば失敗しない!」とか、

失敗しない為の注意喚起がめっちゃ多いんですよね。

 

 

スポンサーリンク



確かに大事だけど…

失敗しないことは大事です。

誰だって失敗したくない。

しかも地域おこし協力隊は移住という大きな変化を伴います。

でも、そこまで怖がらせなくてよくないですか?

 

いや、皆さんが隊員志望の方を心配して情報発信してるのは分かるんですよ。需要もあると思います。

皆さんの情報のおかげで快適な協力隊ライフを過ごしている方もたくさんいると思います。

でも、あまりハードルを上げるのもどうかと思うんですよ。

 

そもそも、田舎暮らしのハードルを下げるための“地域おこし協力隊”ですよね。

皆さんがハードル上げちゃったら本末転倒じゃないですか~。

 

 

失敗は成功の母

確かに“地域おこし協力隊”という大きな括りで見れば、他所の失敗から学び、改善に活かすことは理にかなっています。

でも、協力隊を経験した皆さんなら分かってるはずなんですよ。

全国どこでも通用する事例なんて無いってことを。

 

無能で金儲けしか考えてないコンサルタントがよくするんですよ。

「A村では○○がヒットして村おこししてます。こちらでもどうですか?」って。

で、案の定うまくいかなくて、借金と失敗体験だけが地域に残るんです。

 

それと似たように、何が成功するか、何が失敗するかは

場所

に大きく依存します。

 

「とりあえず都会から脱出したい!」「ひとまず田舎暮らし始めたい!」って人なら、朝から晩まで草刈りでも、1日中役場で雑務でも良くないですか?

それで暮らしていくだけのお金は手に入るわけですし。

 

それに、活動の基本はTry & Errorですよね?

“地域おこし協力隊”そのものがTry & Errorを否定するなんて変じゃないですか?

 

 

やり直せば良いじゃん

もし飛び込んでみて、ダメだったらやり直せば良いじゃないですか。

20代なんて選り好みしなければいくらでも仕事はありますよ。

バイトの方が協力隊の給料より良いぐらいですw

 

30代、40代以上の人はそのリスクを覚悟した上での選択ですよね?

失敗を制度や自治体のせいにしちゃダメですよ。

もし失敗を人のせいにしちゃったら、一生誰かのせいにして生きていくことになります。

 

 

本当に必要なのは…

地域おこし協力隊にとって本当に必要なものって、

金集めの方法とか、人集めの方法とか、

成功するためのノウハウじゃないですか?

 

前述のように、場所や人が違えば方法は変わりますけど、ツールの使い方は変わらないですよね?

WordPress、WIX、Jimdo、Polca、CAMP FIRE、Twitter、note、Photoshop、Illustrator、Premiere、GIMP、いくらでも挙げられます。

こういったツールの使い方や成功事例を共有することが、全国の地域おこし協力隊とその志望者にとって大事なことだと思うんですよね。

 

 

1番大事なのは

結局、1番大事なのは自分なんですよ。

 

周りの人間がいくら止めようとも、あなたに「ここに暮らしたい!」「○○がしたい!」という熱い想いがあるなら、挑戦するしかないじゃないですか。

 

自治体のせいにしちゃダメって言いましたけど、自治体という縦割り組織の都合上どうしたって“ダメ自治体”に当たっちゃう、もしくは途中からダメ自治体になっちゃうなんてこともあるんです。

そんな時、あなたを救ってくれるもの。

それはあなたの技能です。

上に挙げたツール、あなたはいくつ使えますか?

法律や条例をいくつ理解・把握していますか?

 

想いだけでも、力だけでもダメなのです。

その両方を持って地域を、未来を切り拓く。

それこそが地域おこし協力隊!

 

別に地域にあなたを捧げる必要はありません。

あなたの夢、野望のために“地域おこし協力隊”を利用すれば良いんです。

 

あなたの挑戦、待ってます。

それでは、アデュ~。