ごきげんよう、私です。
本日、11月22日は『いい夫婦の日』ですね。
群馬で夫婦を語るなら外せないのが上州名物『かかあ天下』!
今回は「かかあ天下は実は亭主関白だった!?」というお話です。
※今回のお届けする『かかあ天下』はあくまで私が体験した、一部地域・一部家庭でのお話です。
『かかあ天下』とは?
かかあ天下(嬶天下)(かかあでんか)とは、妻の権威・権力・威厳が夫を上回っている家庭を指す。
「からっ風」と並んで、上州名物と言われる。かつて上州と呼ばれた群馬県は養蚕が盛んであり、妻の経済力が夫より高い家庭が多かったことによる。
Wikipediaより引用
という感じで、Wikipediaにも載っちゃってるぐらい『かかあ天下』は群馬を語る上で重要な文化的・歴史的背景となっており、FM群馬では『かかあ天下』にちなんで『かかあデンパ』という番組も放送していますw
かかあ天下=亭主関白?
さて、上記の説明でも分かるように
本来であれば『かかあ天下』は『亭主関白』と反対の状態であるはずなのですが、「亭主関白が故のかかあ天下」も存在するようです。
過去と現代
Wikipediaにも記述されていたように、
『かかあ天下』となる理由の1つに「養蚕による経済力差」があったようです。
そう、“あった”なんです。
皆さんご存知だと思いますが、群馬県内至る所で行われていた養蚕も化繊や輸入品の台頭で衰退し、現代ではかなり養蚕農家さんの数も減少してしまっています。
それでも『かかあ天下』は上州の文化として残り続けているのです。
何故なのか!?
嫁姑問題
実はその理由の1つに嫁姑問題があるかもしれません。
地域の少し年配の奥様方にお話を聞くと、
「上州名物 かかあ天下!」とは言われながらも、お嫁さんはお姑さんから
「亭主にお茶を淹れさせるのかい!?」
「亭主をお勝手(台所)に入れるなんて以ての外!」
といった、所謂『亭主関白』や『男尊女卑』を教え込まれたらしいです。
炊事、掃除、洗濯から風呂上りのパンツの用意まで、夫に尽くすことを強いられるわけですが、悲しいことに人の命には限りがあります。
いずれお姑さんも亡くなってしまうんですよね。
つまり、こうなります。
①結婚
②お姑さんの『亭主関白』教育
③夫に尽くすお嫁さん
④パンツの場所すら分からない夫
⑤お姑さん亡くなる
⑥お嫁さんの枷が外れる
⑦何もできない夫は逆らえない
⑧お嫁さん無双
=『かかあ天下』爆誕!!ww
お母さんが強いと娘も強くなりますし、
お父さんが弱いと息子も弱くなります。
つまり『かかあ天下』が受け継がれていくわけですねw
まとめ
冒頭で注意書きしたように、これはあくまで私が聞いたお話なので、すべての群馬県民には当てはまらないと思います。
ただ、可能性はゼロじゃないですよねw
それでは、アデュ~。